事業計画書の作成をコンサルへ依頼するメリットは?書き方のコツも解説
事業計画書の作成に自信がない、そもそも何を書けばいいのかわからないと悩む経営者様は少なくありません。そこで、事業計画書の作成に精通したコンサルタントに依頼するのも選択肢の一つです。こちらでは、コンサルタントに事業計画書の作成を依頼するメリット・デメリットや書き方のポイントを紹介します。
事業計画書の役割・作成する目的とは?
事業計画書について、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?まずはコンサルに事業計画書の作成を依頼する前に、役割や目的について知りましょう。
役割
事業計画書は、事業内容や企業の戦略・収益見込みなどを記した書類です。今後どのような事業を行って、どのように発展させていくのかといった内容が記載されています。
役員や従業員と事業の目的を共有するほか、資金調達の際にも必要です。
作成する目的
上記で説明したように、事業計画書は社内外どちらにも重要な書類です。資金調達や社内の意思と統一が目的といえます。
事業計画書がなくても経営はできますが、今後の事業を発展させる・事業を円滑に進めるために必要です。事業の規模が小さいとしても、しっかりと作るようにしましょう。
コンサルタントに事業計画書の作成を依頼するメリット・デメリット
事業計画書とは、自分の事業を今後どのように展開していくのか、具体的な内容を記載した文書です。金融機関の融資は事業計画書に基づいて審査が行われるため、慎重に作成する必要があります。ここからは、事業計画書の作成をコンサルタントに依頼した場合のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
・精度の高い事業計画書が作成できる
精度の高い事業計画書を作成するには相応のノウハウが求められます。事業計画書の作成経験が豊富なコンサルタントに依頼することで、質の高い事業計画書をスムーズに作成できます。
・本業に集中できる
質の高い事業計画書を作成しようとすると、事業について多角的に考える必要があり、まとまった時間を要します。ものづくり補助金のホームページで公開されているデータによると、事業計画書の平均作成時間は約70時間です。
事業計画書の作成を依頼すれば、これだけの時間を削減でき、本来取り組むべき業務に集中できます。
・融資の審査に通りやすくなる
自分で事業計画書を作成したものの、審査に通らなかった経験を持つ経営者様もいらっしゃるでしょう。資金調達をするためには、相手に魅力が伝わるような書き方や根拠のあるデータが必要です。様々な企業の事業計画書の作成経験があるコンサルタントは、そのノウハウをもとに質の高い事業計画書を作成できます。融資審査の際に重視されるポイントを踏まえているため、融資の成功率が大きく高まります。
・事業計画自体の見直しが可能
第三者が入ることで、自分で作成する際には気づかなかった事業の弱点、自社の強みなどを見つけることができます。企業の事業計画書を多数扱ってきたコンサルタントの客観的な視点から、事業計画の見直しが可能です。融資の成功率が高まるだけでなく、経営の成功率も高められるのは、コンサルタントに依頼する大きなメリットといえます。
デメリット
・代行費用が発生する
事業計画書作成代行の一番のデメリットはコスト面です。代行費用は依頼する会社によって異なりますが、数万円~数百万円の費用がかかります。コンサルタントへ依頼する際は見積もりを取り、費用がどのくらい必要となるのか事前に確認しましょう。
・事業計画書作成の知識が付きにくい
事業計画書の作成をコンサルタントに依頼することで、自社で知識を身につける機会は少なくなります。事業計画書作成のノウハウを蓄積していきたい企業にとっては、デメリットにもなり得ます。しかし、コンサルタントから作成方法を学ぶ、アドバイスを受けるといった選択肢もあります。
・オリジナル性が出せない場合がある
自分で一から作成する場合は、事業への想いや方向性などを自分の言葉で伝えることが可能です。一定のフォーマットをもとに作成するコンサルタントに依頼した場合、オリジナル性が削がれる可能性があります。経営者の考えや想いをオリジナルの表現で具体化してくれるコンサルタントに依頼することが大切です。
事業計画書作成を依頼するか判断するためのチェックポイント
自社で事業計画書を作成するべきか、コンサルタントに依頼するべきかで迷う場合も多いでしょう。コンサルタントへの依頼を迷っている場合は、以下の項目に当てはまるかを確認してみてください。
- 事業計画書を作成した経験がなく、作成方法がわからない
- 融資を成功させるため、より質の高い事業計画書を作成したい
- 自分で作成したものの、内容に不安がある
- 本業が忙しく、事業計画書を作成する時間が取れない
- 事業計画書作成について相談できる人が身近にいない
- 第三者の視点を入れることで、自社のビジネスプランを見直したい
- 作成して終わりではなく、会社経営への活用も視野に入れている
上記に一つでも当てはまるものがあれば、コンサルタントに依頼することで大きなメリットが得られるでしょう。
「確実に融資を受けられるような事業計画書を作成したい」と考えているのであれば、専門家のサポートを受けることが重要です。
伝わる事業計画書を作成するコツ
事業計画書を作成する際に知っておきたい書き方のコツをご紹介します。
根拠のある数字を示し、説得力を持たせる
事業計画書に記載する売上予測や損益予測はあくまでも予測であり、その数字にどのような根拠があるのかを明確に示す必要があります。特に収支の見込みなどで「売上が10%増加」「売上が50万円増加」などの数値を用いる場合は、数値の根拠を問われることが多いです。
「なぜ資金が必要なのか」「どれくらい収益が見込めるのか」「どのような方法で収益を上げるのか」をできる限り細かく、現実的な数字で説明しましょう。言葉だけでなく、表やグラフも活用するとより視覚的に伝わりやすい内容となります。
できるだけ簡潔にわかりやすく書く
事業計画書にはあれもこれもと情報を盛り込みたくなるものですが、情報が多すぎると肝心な内容が伝わりません。また、業界知識があることを前提に専門用語を多用すると、理解されにくくなります。事業計画書を見る金融機関の担当者や投資家が、必ずしもその業界に詳しいとは限りません。事業を知らない世間一般の人にもわかる内容を基準にして、できるだけ簡潔に書くことが大切です。
コンサルタントに作成を依頼することで、「時間を削減できる」「融資の審査に通りやすくなる」などの様々なメリットがあります。事業計画書の作成に不安がある場合は、コンサルタントへの依頼をおすすめします。
株式会社コンサルティング・ネットワークでは豊富な実績とノウハウを活かして、経営者様の想いやビジョンを大切にした事業計画書作成をサポートします。また、資金繰り改善やマーケティング、企業再生などの幅広い分野で、企業様の安定と成長を後押しいたします。まずはお気軽にご相談ください。
事業計画書に関するご相談も株式会社コンサルティング・ネットワークへ

事業計画書は、社内で事業の目的を共有するためと、資金繰りのために必要になるものです。なくても経営はできますが、今後の事業の発展のためには重要といえます。
事業計画書の作成が難しい場合は、コンサルタントへ依頼する方法もあります。コンサルタントへの依頼は料金がかかってしまいますが、質の高い事業計画書を作成でき、融資の審査にも通りやすくなるなどメリットが豊富です。
東京で事業計画書の作成にお困りでしたら、ぜひ株式会社コンサルティング・ネットワークへご相談ください。
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